生活日記

東京の郊外で三歳と一歳の姉妹を育てる専業主婦です。

2019年夏

今年は梅雨が長い。

夫の海外赴任が決まった。

行き先はアメリカ。テネシー州。無知な私はグーグルマップで初めてその位置を知った。期間は2年から4年。夫は9月末に発つ。私と娘たちは3ヶ月後の12月に渡米する予定でいる。夫不在の三ヶ月間、私には東京でひとりで子育てする自信がなく、夫と相談した末、自分の実家に帰ることにした。三ヶ月の居候生活を両親が快諾してくれて、本当にほっとした。

いつかこんな日が来てもおかしくはないと、頭では理解しているつもりだったけれど、実際に自分の身に起こってみれば、まさかこんな日が来るなんてと、天を仰がずにはいられない。

ふと、洗いものをしているときなんかに、「私の人生どうなっていくんやろう」なんて思う。それでも、私の頭に「行かない」という選択肢は無いのだから、これはもう楽しむしかないし、やるしかない。

それでも日々は相変わらずで、幼稚園と公園とスーパーと、半径5キロ圏内で、緩くてタフな毎日を送っている。

娘たちは4歳半と2歳半になった。下の娘は、ついに上の娘に体重が並んだ。もう明日にでも幼稚園に行ってほしい。これ、毎日思ってる。姉妹喧嘩もすさまじい。二人とももちろん可愛いし愛しいけれど、辟易することの方がずっと多い。

アメリカに行っても、慣れるまでの期間に長短の差こそあれ、そこにまた新しい日常が紡がれていき、今と何も変わらないんだろう。今まで住んだどの土地でだって、そうだった。

さしあたり、今は「おさるのジョージ」を英語音声で見て、NHKラジオ講座「エンジョイシンプルイングリッシュ」をストリーミングで聞いている。もう本当に最低ラインのハードルだけれど、これだけは残り半年間、テキスト開くだけでもいいから毎日続ける。