生活日記

東京の郊外で三歳と一歳の姉妹を育てる専業主婦です。

晩酌と味噌汁

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これは先日の晩ごはん。

鰤のお造り

ふぐ皮ポン酢

ほうれん草のおひたし 梅肉醬

しいたけの塩焼き すだち酢

じゃがいものあんかけ

お酒のあとに、お味噌汁とごはんでした。

水曜と金曜は夫の帰りが早いので、晩酌してもよい日にしています。

といっても飲むのは250ml缶のビールのみ。

これを実家の父に話したら、「なんとかわいそうな…仕事で疲れて帰ってきたんやからビールくらい好きなだけ飲ませてやれよ」とすっかり恐妻家認定で、プレミアムなビールを箱で送ってくれたことがありました。

だって私だってずっとガマンしてるんだよ。。

飲むといびきがひどくなるのと、脇腹ぽっこり対策として、このサイズにしてもらっています。尻に敷いているんだろうか…。

晩ごはん。こういう居酒屋的メニューで、簡単なものをちょこちょこ並べ、最後にごはんとお味噌汁ってパターンが、ゆっくりできて夫婦共にいちばんお気に入りです。

一緒に日本酒を飲めたら最高だね。

当初は主婦なんだから毎回名前のついてる料理を出さなきゃとか、三品以上並べなきゃとか張り切っていたのだけど、一ヶ月くらいで燃料切れ。ごはん作るのいやー!となってしまいました。

納豆とごはんだけの日があってもいいし、実は毎回ちょっと多いと思ってた、だっていっぱい食べるじゃん! それはせっかく作ってくれたの残すの悪いから…なんていうやりとりがあってから、基本的に自分がその日食べたいものを作るようになりました。

そしたらこないだ衝撃の事実が発覚。私はお味噌汁はいつもこれでもかと野菜を入れた田舎風の味噌汁を作っていたのですが、夫は具なんて極力少ないお味噌汁が本当は好きだったのです。なんかうな重の横についてるような、赤だしがベストらしい。お酒のときはお澄ましだとなおさらいいとかカミングアウトされ、お前は京都人か…!と思わず言いました。ずっと九州の麦味噌でむしろ野菜の味噌煮こみみたいなの作ってたよ。。

裏を返せば、夫は半年以上も黙ってお味噌汁を飲んでくれていたわけで。

すごく些細なことだけど、他人が一緒に暮らしていくってこういうことで、自分の当たり前を押し付けてないか常に気をつけるくらいでちょうどいいんだ、と思いました。

次の日から、小さく切った豆腐と小葱だけのお味噌汁を出したら、すぐに気づいて喜んでくれました。お味噌は湯布院の道の駅で買った田舎味噌がまだ大量にあるから、赤だしは当分先です。

作ってみたら私もほんとはお味噌汁はおつゆを味わいたい派だったわーと。野菜摂取量を稼ぎたくて、具沢山にしていたのです。

ビールは250ミリだけど、お味噌汁は具少なめ。これからもお互いの希望を確認してすり合わせていきたいです。