生活日記

東京の郊外で三歳と一歳の姉妹を育てる専業主婦です。

テレビのこと

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このテレビ、実は人から借りています。

独身時代テレビを持っていなかった私たち夫婦。

新生活が始まっても、まぁなくてもいいんだけど、ワールドカップはどうしても見たいね、じゃあ仕方ない買うかーなどと話しながら、

しばらくは今まで通りテレビのない暮らしでした。

ところがほどなくして。同じ社宅のお隣に越してきた夫の後輩くんが、うち二台あるからよかったら貸すよと申し出てくださり。

こんな立派なテレビがわが家に突然現る。

そこからご厚意に甘えること早半年。

すっかりテレビに浸かりきった生活に。朝から晩まで付けっ放し。

昼夜逆転してしまった私は、深夜までテレビを見るように。見ているときはなんにも考えなくて済む。怠惰な自分を直視したくなくて、完全に現実逃避の手段にしていました。

CMやバラエティ番組は過剰な音の演出でうるさいのに、消すと自分の頭の中や気持ちに向き合わないといけず怖かったんです。

食事中も、「なんにもやってないよー」と夫婦で愚痴りながらザッピング。

なんにもやってないなら消せばいいのに。

***

昨日読んでいたある本には。

テレビや映画は老後の楽しみに取ってあります。今は一秒でも時間が惜しい。

とありました。

三人の子育てをしながら自分のやりたいことを仕事にしている著者の、心からのことばだなーと思いました。

私も自分がどんな家庭を築きたいか考えてみる。

と、やっぱり今は夫婦の時間を大切にしたい。家ではそれぞれがゆっくりくつろげるのはもちろん、夫は仕事に私は家事と育児にしっかり取り組めるように、準備できる基地のような場所であってほしい。

子どもとテレビの関係には、悩むときが来るんだろうなぁ。そのときはまた、考えます。

もちろん好きな番組もたくさんありました。

欠かさず見ていたのは、ドキュメント72時間とかプロフェッショナルとかサラメシとか。今日の料理は本編もいいけど、五分間のビギナーズのレシピが実際すぐに使えるなーとか。NHKはなんやなんや、いちばん見てしまいますネ。0655と2355は夫もすっかりファンに。

民放だと怒り新党とか所さんの笑ってこらえてとかタモリ倶楽部とか。アメトークはあんまり見なくなっちゃった。ちなみにわが家は朝は朝ちゃん派です。夏目さんの髪型と服装チェックと、井上アナのそこはかとない怖さをたのしんでいます。

って脱線しちゃったな。

結論を書くと、

テレビは返すことにして、来月からの新聞購読を申し込みました。

新聞についても決断までずいぶん悩んだんですが、これはまた改めて。